始めに
リモートでのLTイベントのOnline Game-Tech LT 2020が11/1に、stdout2020が12/13に開催されました。 この2つのイベントにバーチャル登壇をしてきました。その感想をまとめていこうと思います。
このバーチャル登壇で使用したものは以下の記事にまとめています。
Online Game-Tech 2020について
これは@Shirotsuさんが開催したイベントです。
LTのテーマはゲームに関する技術でした。また、参加者の半分が一般、残りが学生で現場で働く方のお話が聞ける貴重なイベントとなりました。
私の発表は4:58:45~になります。
stdout2020について
こちらのイベントはカズ之助さんとマヤミトさんが開催したLTイベントになります。Joken(日大工学部)とZli(会津大学)による合同LT会で学生メインのイベントなりました。が、登壇者は様々な大学の方がいらっしゃいました。
LTのテーマは技術系であればなんでもいい!でかなりゆるいものでした。
このようなイベントの参加が初めてだったので技術の幅もかなり広く、とても楽しいLTイベントでした。
私の発表は42:20~になります。
リモートのLTイベントに参加した理由
率直に言いますと、作成したリモートプレゼンツール「Kawaii-Jyuku」を使って色んな人からの感想が聞きたいっていうのが参加理由です。
元々は勉強会で使う予定でそこまで公開する予定はありませんでした。
しかし、もうちょっと面白いものにしたいと考えて、色々の人の意見を聞いて必要な機能や修正すべき箇所を見つけるために参加を決意致しました。
LTの内容について
Online Game-Tech LT 2020ではGPUで遊ぶLTをしました。もともと夏休みの時期にUnityでGPUを使った機能の勉強をしていたのでそれをまとめてLTの内容にしました。
また、GPUを使った機能は派手なものが多くLT向けじゃないかなというのも理由の一つです。
次にstdout2020ですが、「LTの裏ではどんなふうになっているか知りたい」などの感想を頂いたのでいっそのことリモートプレゼンツールの話をしようと決めました。
ただし、裏側を全部みせてしまうとキャラクター性やバーチャル感がなくなってしまうと思ったので、概要的な内容に決めました。
最後に「すげぇ!」って言われたかったのでBoidsアルゴリズムを実装してアバターと共存させる機能を作成して、発表のトリにしました。
LT会に向けてやったこと
リモートプレゼンツールは部活の勉強会で1か月半ほど使用したので正しく動作することは確認済みでした。
ただし、コメント機能が未検証だったので何度かテストをしました。
テスト方法はTwitterを開き、トレンドを調べてVTuber関係のタグがあればそれを設定してタグがついたTweetをコメントで流してみるという流れでした。
テストをしようとした際に丁度ホロライブの星街すいせいの50万人記念ライブが開催されていました。
【3DLIVE】STARt IN THE SCREEEN!【#星街すいせい50万人記念ライブ】
この機会をありがたく使わせていただいて、コメント機能の動作を確認するとなんと3fps!となりました。
100以上のtweetが1秒間に発信されていたためそもそも動作しませんでした。
そこで、tweet数を制限し画面に10個までしか表示しないようにしました(実際にそれ以上のtweetは起こることはないと思っていましたが. . .)。
あとはBoidsアルゴリズムがかなりCPUとGPUのリソースを食うので出来るだけ処理を軽くするべく、表示するモニターの個数を減らしたり、プレゼンする際は別のアプリケーションを実行しないようにと気をつけました。
参加しての感想
正直、酷評やそもそもバーチャルキャラクターを受け付けないなどの感想がくることを覚悟していましたが、とても好評だと感じました。
自分が頑張って実装した部分すべてを良い!って言ってくださったのがとても嬉しかったです。 特にこだわって作成したUIもカッコいい!と言って頂けました。
参加してよかったこと
個人的に参加してよかったことはYoutubeに自分のプレゼンがアーカイブとして残ったことです。
このリモートプレゼンツールを使ってて問題だと感じた部分が「私が見てる風景」と「視聴者が見ている私」の間にギャップがあるということでした。
私がアバターを操作してプレゼンをしていますが、実際はちゃんと動いていないかもしれない、はなしと挙動がずれているかもしれないとずっと思っておりました。
そしてこの問題を解決する方法が見て頂いた方から感想を頂くしかないと思っていました。
しかし、アーカイブで自分のプレゼンを見ることでちゃんと正しく動作していることを確認することが出来ました。加えて、どこを修正すべきかどんな機能があればもっと面白くなるかを考える材料になりました。
今後について
LTを通してこれから修正したい部分は以下の通りです。 これらを少しずつやっていこうと思います。
- スライドを別アプリから取得できるようにする
- アプリをビルドする
- 背景やステージを作る
- ホワイトボードの改修とスライドにも書き込めるようにする
- ちょっとしたリファクタリング
そして、気になる次の予定ですが残念ながら数か月間は使用することはないと思います。
LT会に登壇する際にいくつか必要な機材を部活からお借りしていましたが、それももう返さなくてはいけません。また、来年は社会人になる予定なのでどれだけ時間を作れるかが未定となっております。
ただし、これらのイベントを通してもう一度やってみたいという気持ちが強くなったのでこれから使用しないことはないでしょう。
これからについては全くわかりませんが、どこかしらでまた何かをしたいと思っております。
最後に
イベントを開催してくだった方々や見てくださった方々、本当にありがとうございました!